インターン日記36日目(野尻)
今朝方、久しぶりに大きな地震がありましたね。電車のダイヤが乱れたりと、多少の影響はあったものの、混乱が起きるわけでは無かった東京埼玉だったかと思います。津波警報が出たことにより今朝は不安も高まりましたが、今のところ目立った被害はなさそうです。油断出来ない状態には変わりないとも思います。野尻です。
本日は、引き続き熱海の音源のチェックをしておりました。まだ気になる所を残してしまっている昨日までの自分が腹立たしくも、チェックしては直しの繰り返しをしながら、自習を中心にしておりました。
メールやSMSなどのキャリアごとのサービスではなく、日頃の連絡が大きくLINEに依存するようになってからしばらく経つかと思います。本日みたニュースの中では、そのLINEと何度かキーワードとして挙げているディープラーニングに関する話題が特に目を引きました。
TV CMなどでもおなじみのアスクルが一般消費者向けに展開しているサービス「LOHACO」のカスタマーサポートにおいて、ディープラーニングを導入した自動チャット返信システムが一部を担っているのだそうです。その上で、自動システムで解決しなかった問題については人間スタッフが応えます。今まではスタッフといえば人間が当たり前でしたが、このスタッフ=(システムの)”マナミさん”はなんと質問の4割を一人(?)でこなしてしまうのだとか。
そして、”マナミさん”は疲れることも休む必要もないので、メンテナンスなどを除く、ほぼ24時間365日体制で出勤できる最強のサポートスタッフと言えるでしょう。このマナミさんは2014年から稼働中であり、今後ますます、人間の仕事がロボットに奪われてしまう時代を想起させるニュースでした。
(このケースで言うと、マナミさんの加入によって問い合わせ件数そのものが増加している傾向がグラフから見て取れるため、今のところはマナミさんによって隠れていたユーザーの疑問や問い合わせが発掘されたような状態といった方が近いでしょうか。)
しかしながら、それでもマナミさんの能力に現状としては限界があり、どこまで技術が進んだとしてもマナミさんをメンテナンスする人間は少なくとも必要でしょうし、マナミさんに仕事を任せて、よりクリエイティブな仕事をサポートセンターの人たちが出来るようになるとも考えられます。つまり、人によっては仕事を奪われ、人によっては仕事を創ることが出来る時間が増えるため、能力の差を原因とする貧富の差は拡大していくことになるのではないでしょうか?
また、昨日のニュースで全国的に24時間営業を取りやめるコンビニや、ファミレスが増加しているそうです。こちらは利用人口の減少を起因とした不採算な営業時間の短縮によるコストダウンを図るものなので、別の話にはなりますが、人間が使える時間が増えるという意味で共通します。
人口減少の時代に突入している日本では特に、人間がやる必要のない仕事は上手くロボットに割り振り、人間は、より高いレベルでの仕事が求められる時代になっていると言い換えることが出来るかも知れません。
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