インターン日記16日目(野尻)
シャツにセーターでは夜肌寒く感じる季節になっております。一ヶ月の間でこんなに気温の変化があるものだなと、ブログを書いて実感しました。今月の頭はまだ半袖で過ごしていました。野尻です。
ルーティンワークと言うのか、フレームワークというのか、何かを制作する上でやはりある一定の型はもっているべきなのだなと実感した一日でした。あらかじめ用意した型や枠組みがあって初めて、自分の意思や主張を反映させることが可能になると思います。それを持つためにはやはりトライ&エラーの繰り返しが必要であり、経験が出るのではないでしょうか。
高校時代の恩師が言っていた言葉の中に、「どんなに髪をいじったり制服を着崩しても、お前たちの個性は出ない。ルールに押さえつけられても、染み出してしまうものだけを個性と呼ぶんだ」というものがありました。個性を定義する言葉として筋が通っていたのかは今となっては怪しいですが、当時の私はしっかりと校則は守ろうと思ったものです。それは、自分が個性的でありたいという願望があったからです。
本日は、都内で行われた撮影のアシスタントとしてついて行かせて頂いていました。私は撮影がスムーズに進むよう、三脚を立てたり、荷物を見張ったり、バッテリーの替えを用意したりという立ち位置でしたので、個性は特に求められていません。”個性”について考えたのは、撮影中に行われていたインタビューを見させて頂いていたためです。
インタビューをする側もされる側も、質問の内容や答えの用意をある程度して撮影に臨みましたが、撮影に入る前から部屋には緊張感がありました。先輩のインタビューの様子を見ながら、ディレクターという立場の難しさを感じておりました。もっと自分に知識が備わっていれば感じることも多かったろうと思います。インタビューの内容に対して、より踏み込んだ意見を持つことができた方が、やはり面白いだろうと感じました。
自分の勉強不足もさることながら、やはり経験を積んでいかなければならないことを実感した一日でした。いつも同じことを繰り返し書いているような気持ちになります。それはつまり、自分にとって重要だと感じていることなのでしょう。個性が滲み出てくるまで日進月歩で頑張ります。
読んで頂きありがとうございます!