Marketo Marketing Summit Japan 2015 ざっくりレポート
昨日ウェスティンホテル東京で開催された、マルケト日本法人初のプライベートイベントに参加しました。メインテーマは日本において本格導入が始まっている「マーケティングオートメーション」です。
イベントでの冒頭では日本でのビジネス概況を福田社長より紹介され、国内の導入企業やパートナー企業の紹介がされました。当社もパートナー一覧に掲載頂き、個人的にテンションがさらに高まりました(^^)
Marketoの魅力は「長期的な対話の醸成」に重点を置き、消費者の行動データ「いつ、どこで、どんなデバイスやチャネルで、何を、どのようなルートで、最終的にコンバージョンしたかしないか」などなど、マーケターが統合的&リアルタイムに分析し評価し調整できるところにあります。一人一人の消費者に向けて継続的&個別コントロールする時代に対応するマーケティング統合パッケージです。
消費者の日々進化する行動を深い次元で理解して、顧客との関係を長期にわたって途切れることなく構築する。そんな企業にとって夢のような取り組みを実現する手段を提供しています。
例のひとつとして挙げられたのは銀行の事例でした。新社会人になったときにはクレジットカードの施策、その次には住宅ローン、その次には生命保険など何十年にも渡る、消費者の行動を可視化し続けた超長期的な関係構築「LTV(顧客生涯価値)の最大化」がMarketoを使って少数のスタッフで何千万人に対して対応し続けられるなどなど・・・とにかくもの凄く大きな可能性を秘めた製品だと改めて確認することができました。
最後にノースウェスタン大学 名誉教授 ドン・シュルツ氏の講演で印象に残った話を紹介します。1つめは「お金を持っている会社が勝つ時代ではなく、データを使う会社が勝つ時代である」とのデータ好きにはたまらない言葉でした。マス広告を打つ事で勝ってきたお金持ち会社の時代は終わり、お金が無くても様々なデータを組み合わせて消費者の行動に合わせて個別にきめ細かく施策を打ち続ける会社が今後は勝っていく時代なのだと解釈しました。
最後にマーケティングの考え方で1960年に提唱されたマーケティングミックス「4P」に変わる、「SIVA(Solution, Information, Value, Access)」という考え方。顧客が抱える問題から出発する発想のマーケティングは、今後の弊社の企画に積極的に取り入れていきたいと思いました。
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