Marketo “The Marketing Nation Summit 2015” 2日目(2015年4月15日)ざっくりレポート

MarketoのCMOを勤める Sanjay Dholakiaさんがキーノートに登場。前日の発表をなぞりながら、エンゲージメントマーケティングを成功させる5つの要素を教えてくれました。

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#1.まずは、Web訪問者とセグメント(40代・男性・Macユーザーなど)として対峙するのではなく、個人(〇〇太郎さん)として対峙しましょう。

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#2.行動情報を元に、マーケティングアクションを働きかけましょう。

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#3.顧客との関係性を一過性のキャンペーンに留まらず、長期的な視点で付き合いましょう。

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#4.(顧客をテクノロジを使って絞り込む事ができるので)その来訪者のステージに合わせた、マーケティングゴール(入会、会員更新、購買など)を設定していきましょう。

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#5.来訪者がどこにいても、どんなデバイスから来ても、シームレスなマーケティング活動ができるようにしましょう。

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その5つの頭文字を取ってABCDEと纏めていました。

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さて、発表された5つの新機能の紹介です。

まずは「モバイル機能の強化」です。

これは顧客に対する機能強化の1つで、モバイルアプリをインストールしたか、モバイルアプリ内の回遊はどうなっているかなどの履歴情報が、ネイティブにマルケトに取り込まれるようになりました。
しかも、アプリ外プッシュ通知機能と、アプリ内の通知がマルケトから簡単にできるようになりました。
これは、今までのアプリ開発を大きく変化させる素晴らしい機能だと思います。このマルケトとモバイルとの連携親和性が無かったら、顧客とのコミュニケーション(エンゲージメント)の機能を全てフルスクラッチで設計と開発を行わなければならず、結局シンプルなエンゲージメント機能を実装するに留まっていましたが、マルケトとモバイルアプリが密に連携できるようになったことで、開発段階からマルケトをスコープに入れて、顧客とのコミュニケーションの部分は全てマルケトに任せてアプリ本来の機能開発に集中できるメリットがあります。
アプリをリリースした後は、グロースハッカーなどを仲間に入れるなどして、アプリをより売れるように、より活用してもらえるように、後付けのアイディアをマルケトで実行しまくれます。

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ちなみに、このサービス「Doctor on Demand」もマルケトを利用して作られているようです。
(この医療サービス便利なので、日本でもやってくれないかな)

 

次はマルケトとネット広告を深いレベルで連動させる「アドブリッジ」です。

これも顧客に対する機能強化の1つですが、いままでもRTP領域ではクッキー情報の連携はある程度有ったようですが、これからはもっと高度なレベルで連携が可能になるとのこと。
1つは、マルケト内の顧客行動履歴情報やセグメンテーション情報などをFacebookとLinkedInと連携(メールアドレスベース)できるので、ターゲティング広告の精度が向上します。
2つめは、クッキー情報の連携がFacebookとGoogleのアドネットワークとできるとの事です。その事でメールアドレス取得前の段階でも、ターゲティング広告の精度も向上し、どの広告をクリックしたかまでマルケトの行動履歴情報に蓄積されるので、その後のキャンペーンの組み立ての検索条件になることができます。
3つめは、Googleのアドネットワークとの密な連携により、ビットの最適化が可能になります。(補足的にその他のDSPやSSPとの連携も触れていました)

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3つめは「Salesforce1 モバイルへのセールスインサイトのネイティブ対応」です。

これは、マルケト利用者向け機能の追加です。いままでも、PCで閲覧しているSalesforceの画面に「セールスインサイト」を表示させる事はできていましたが、今後はSalesforce1モバイル画面にもマルケトの情報を表示する事ができ、営業スタッフが外出先でマルケトの情報を気軽に閲覧することができます。

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4つめは「マルケトのモバイルアプリ」です。

これもマルケト利用者向け機能の追加です。いままではPCブラウザで行っていた、マルケト「キャンペーン活動」の一部の機能をモバイルアプリで利用可能にするものです。
メール内容やキャンペーンの承認、キャンペーンスケジュールの変更、キャンペーン結果の確認などが可能になります。
私みたいな心配性には最高のアプリです。いつもキャンペーンを打った後の結果が凄く気になり続けるので、ベッドの中までマルケトと一緒にいられます。

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そして最後は「カレンダーHD」機能の追加です。

これもマルケト利用者向け機能の追加(おそらく別料金)です。常時マーケティングチームの部屋にある大型ディスプレイに映し出す事を想定しているようで、まず解像度が高く美しい画面がセールスポイントです。
大きなセールス部門だと、個別のセールスチームの施策やイベントやキャンペーンなどが重複する事に気づけない事が多い問題を解決する、大規模な会社向けの機能のようです。
カレンダー表示だけでは無く、各種KPIを映し出すダッシュボード機能も備わっている模様でした。

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ロードマップもブレイクアウトセッションで見せてくれました。
もちろん「セーフハーバー」条項が適用されるのですが、下記の内容でした。
Q2のカスタムオブジェクトを作れるとか注目ですね!カスタムオブジェクトで購買履歴管理を作成すれば、B2Cでも顧客1人1人の購買履歴がマルケトで把握出来るように作れるのかな?
これからの機能追加が楽しみですね!

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ロードマップを発表していたプロダクトチームの皆さんには、マルケトユーザーから途切れること無く質問が寄せられており、注目の高さを感じることができました。

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最後に、今回のイベントのサブテーマは「インスピレーション(直観的なひらめきや、瞬間的に思い浮かんだ着想)」でした。
参加したマーケターは自分の会社に帰ったら、さっそくマルケトをさらに活用して素晴らしいアイディアを落とし込んだマーケティング活動ができると良いですね。
自分もちゃっかり日本にピンを立てておきました。日本に帰ったら、今回のイベントで得たインスピレーションをお客さんに還元していかないとっ!

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